講師、池見陽氏 GNKゲシュタルト療法トレーニングコース 4回目 「フォーカシングとゲシュタルト」

まず、アニクロとは、アニマル=動物、と自分とをクロス=比喩に例えて自分自身の生きようを見ていくこと。私は、〇〇な人です、という表現していくと、初めは、白坂和美です。ゲシュタルトセラピストです。母です。役割的なところは順調に出てきますが、自分が何を大切にして生きているかと言う、問い、あるいは生き様は、自分を深く見つめていくとインパス(行き詰まり)を感じてしまうことがあるものですね。
そこで、ぱっとひらめいた動物(架空でも可)に形容(~している)を付けて自分を表現していくというセッションです。
例えば、わたし(白坂)は、「迷える子羊」(これを言うとみんなに笑われた^^)、色んな事に迷い、どの道を歩いていこうかと考えています。そのうち群れから離れ、一人(一ぴき)柵の外にでて、若草をおいしそうにムシャムシャ食べています。黄色いタンポポもパクっとおいしそうに食べています。お天気もよく、草花に囲まれ自由できもちいい~。私の顔には満面の笑顔!!お散歩にいったらまた群れに戻ることもできるし、一人を楽しむこともできる。こんなア二クロでした。二人1組で行い、ペアの相手のイメージも聞きながら進めていくと、またまたクロッシング。人生がクリエイト、創造豊かに変化していきます。自分だけで体験するより、関係性で相手の人生も入ってきて進んでいきます。一人じゃないって感じです。
これは、臨床心理士 フォーカシング指向心理療法士 医学博士関西大学大学院心理学研究科教授の池見陽氏が生み出したメソッドです。http://www.akira-ikemi.net/
今回、8・9期メンバーのアニクロをイラストにまとめてくれた受講生さんがいます。8期のすゆみちゃんです。ご自身のアニクロもこちらにご紹介しておきます。

《うさごのような化け物、空を飛ぶ(但し草上10cm)》Byすゆみ

今回のアニクロで驚いたのは化け物になっていたことだ。このバケモノは、うさぎのカタチをしているが、しっぽは毒を持つサソリ。背中に、蝶の羽がついている。しっぽの毒に刺された者は、死に再び生き返る毒。羽の色はモスグリーン。りん紛が多くてにごった緑にみえる。
うさぎもどきは、生えてまもない羽根をつかって空を飛ぶ。飛び方が下手で、草上10cmをふよふよ一生懸命とぶ。草原は花、虫が暮らす。バケモノのことを特におそれることもなく、日常が営まれている。
危険なものはない。平穏な世界。
うさごもどきは普段しっぽに服をつける。怖がる人もいる顔しれないことを知っている。パンツをはくようにうさぎに似たカバーをつける。うさぎのように暮らす。周りに余計な心配や誤解を与えないよう。当然のマナーのように感じている。
もっと上手にとべるようになりたい。新しい景色が楽しい。いつも自由自在に飛べるように練習中。
バケモノなのがこそばうれしい。かわゆいうさぎちゃんではなく、ちょっと気味のわるい、うさぎもどきバケモノ。見た目も飛び方もぶ格好なところが気に入る存在。
私はわたしなんだ。ユニークな存在なんだ。
毒針も持っている。いざとなったらサバイブもできる(自信、覚悟、強み)
今は、それほど役に立っていない羽だけど、羽をつかうことで、今まで知っている世界もあたらしくみえる。(ゲシュ表現すること)
自分で自分の存在を認められたようでうれしい。そのまんまのわたしのようにも思う。
平穏で幸せ。包まれている。
生きる歓び。全身で感じている、わたし。
表現した後の世界を観れていないことがわかった。知らい世界を見ることが恐い。でも、ソコへ行きたい。
そのために自分の目👀を使って見なきゃ
表現したその先を、くもりなきまなこで見る!
